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お墓の知識−散骨の知識

散骨について

海洋葬、樹林葬、宇宙葬などもあり、総括して自然葬とも呼びますが、遺骨を埋葬しないで「撒く」ことを散骨と言っています。
現在の墓地埋葬に関する法律では、遺骨を撒くことに関して法的な制約は基本的にはありません。
しかし、どこにでも散骨できるかというと微妙な問題で、やみくもに景勝地や街中の公園などに撒くことは、多くの人々に迷惑をかけます。また、川・海なども、そこが水源であったり、養殖場など社会生活上の地域である場合は、感情的な問題を引き起こす要因にもなりかねません。
確かに墓地埋葬法の適用外であり、基本的には法的な制約をうけないといっても、他の法律や条令等(迷惑防止法・海洋汚染防止法など)により規制される場合があります。同時に、遺骨遺棄罪といった刑法が適用されるケースもあり、充分な注意が必要です。

散骨の手順

@関係する遺族の同意
散骨を行うのが喪主や祭祀主宰者であっても、近しい遺族には同意を得ておきましょう。配偶者が故人の兄弟などへの説明をしないまま全ての遺骨を散骨した場合、後でトラブルになる事も考えられるからです。

 

A散骨場所の決定
故人ゆかりの地(海)や、実施者がイメージとしてふさわしいと思える場所から、具体的に散骨可能な場所(マナーを守って散骨できる場所)をいくつか候補として考えておきます。

 

B交通手段の確保と実施予定日の決定
特に海への散骨の場合、希望する海域までの交通手段の確保は重要な問題です。天候にも左右されるため、実施日は柔軟に対応できるように予定を組みましょう。

 

C遺骨の粉末化
遺骨は砂粒程度の大きさに粉砕できれば十分ですが、細かくするほど美しくなります。粉末状になった遺骨(遺灰)は、ビニール袋などに直接入れると静電気で内側に付着してしまいますので、必ず紙袋に入れておきます。特に海に散骨する場合は水溶性の紙袋に入れておきます。
遺骨の量は地方によってかなり違うため、絶対量について一般的なことは言えませんが、体積比では粉砕後は約1/4〜1/3になります。
遺骨の粉砕は個人でも行えますが、心情的に抵抗がある方や、粉砕道具や水溶性紙袋などの調達ができない場合は、散骨サービスを行っている業者に依頼すれば良いでしょう。
尚、散骨には埋葬許可証も分骨証明書も必要はありません。

 

D散骨の実施
散骨は周囲の人の目に触れぬよう密やかに、マナーを考えて行いましょう。
尚、葬儀社が行う散骨では「散骨証明書」を発行してくれるところもあるようですが、直接法的に必要なものではありません。


散骨マナー

散骨に対しては法律的に未整備な面があります。そのため、トラブルを引き起こさないために自主的に配慮すべき点がいくつかあります。特に気をつけなければならないのが周りの人々の感情です。
多くの人々の感情として、他人の遺骨に対して「穢れ(けがれ)」を感じたり「気味の悪い物」として捉えられていることは否定できるものではありません。
散骨はできるだけ密やかに行い、痕跡を残さないことが必要になります。


他人の私有地には勝手に撒かない
他人の私有地に許可なく散骨を行うのは言語道断です。また、所有者の許可があっても住宅地など、隣近所の目の及ぶところで散骨を行うのもマナー違反と言えるでしょう。
私有地ではない公有地の山や川、湖などに散骨される方も多いようですが、そこでも他の人の目に触れるような散骨や痕跡が残るような散骨を行えばトラブルの原因になりかねません。

 

海に散骨する場合は沖合いで
極力、船や飛行機などを使って人目の届かない沖合いまで出て散骨しましょう。
葬儀社などによる海での散骨は、海外での法規制などを参考に自主的ガイドラインとして「海岸から20km以上沖合い」と決めた上で実施されているようです。
個人で行う場合は、船ならば陸が霞んでみえる程度沖合い、かつ周辺に漁船などが見当らないところ、というぐらいの目安でも良いと思います。ただ、「大海原に散っていった」「太平洋に広がっていった」という感覚が持てるくらいの遠洋のほうが、散骨場所としてのイメージは良いでしょう。

 

遺骨は粉末状にしておく
日本の火葬では、遺骨はある程度の形を残したまま遺族に渡されますが、そのまま散骨を行えば、人の目に触れる可能性が十分考えられます。海に散骨した場合、水面に浮いたまま海岸に打ち寄せられてしまうかもしれません。
マナーの問題だけでなく、遺骨を粉末状にすると非常に美しく、また、すみやかに自然に還すという点でも有意義であるため、遺骨は必ず粉末状(遺灰)にしておきましょう。

 

海への散骨は「撒かない」
海への散骨では遺骨の入った水溶性の紙袋ごと投じます。
風の強い海上や、飛行機の中で袋を開けて「撒こう」とすると、たちまち周りに飛散し、船や飛行機の所有者にも迷惑をかけてしまいます。

 

平服で行い、それと判るようなお供え物はしない
散骨はあくまで密やかに行うものです。関係者以外の人には気づかれないよう、喪服は着ないようにしましょう。 環境保護も考え、大仰な花束や後に残るお供え物をしたり、遺品も一緒に撒くというようなことはできるだけしないようにしましょう


海外での散骨

海外では日本と異なり、散骨に対して明確に法律の規制があるところもあり注意が必要です。
例えば、アメリカでは州によって「海岸から3マイル(約5km)以内の散骨は禁止」などの条例が定められているケースがあります。
そのため海外での散骨は自力で行おうとせず、現地での法規や手続きに精通した専門の業者を利用することをお薦めします。

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